楽天カード会員数が2,000万人を突破して、名実ともに日本一のクレジットカードとなっています。
楽天ゴールドカードも改悪されて(2021年4月)、楽天カードに会員を集約するような動きも見えています。
では、楽天カードは誰でも審査が通るのでしょうか?誰でも審査を通しているから、2,000万人もの会員数になったのでは?という疑問について確認していきましょう。
ではお時間の許す限り最後までご覧ください。
【この記事を特に読んでいただきたい方】
- 楽天カードを作成しようとする方、作成に関心がある方
- 楽天市場をよりお得に利用したい方
- 楽天カードの審査について知りたい方
楽天カードの審査は厳しいのか、審査基準も合わせて確認
では、楽天カードの審査について調べていきましょう。
楽天カードは比較的作成しやすい“流通系カード”に分類される
クレジットカードを分類すると、上の図のように消費者金融系、流通系、信販系、交通系、銀行系に分けられます。それぞれどのような特徴があるかを比較しましょう。
あくまでも傾向と一般的な考え方です。
分類 | 代表例 | 特徴 | 審査 |
銀行系 |
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厳しめ |
交通系 |
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厳しめ |
信販系 |
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普通 |
流通系 |
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甘め | |
消費者金融系 |
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甘め |
このように5つに分類すると、楽天カードのような流通系カードは比較的に審査が甘めな特徴があります。
楽天カードの審査対象は「収入があるか同居している家族に収入があること」
楽天カードの公式ホームページに載っている、対象者は以下の通りです。
【楽天カードの審査対象】
- 18歳以上の方(高校生の方は除く)であればどなたでも申し込み可
- 18歳以上の方であれば、主婦・パート・アルバイトの方でも申し込み可
このように、高校生以外で18歳以上であれば楽天カードの審査対象になります。
しかし、収入がない場合は審査対象にはなっても、審査が通らないことが予想されます。
この“収入がない”というのは、自身の収入だけでなく家族の収入も含まれますので、夫婦どちらか、両親に収入があれば“収入がある”とみなされます。
ですので、主婦(夫に収入あり)、アルバイト、パート、学生(親に収入あり)、年金受給者でも資格があります。
※未成年の場合、審査過程において親権者にカード発行に対する同意確認のため、お電話があります。
このように、主婦や学生の方でも申請できるのは銀行系では(一部を除いて)ありませんので、楽天カードは審査が厳しくないと言えるかもしれません。
楽天カードの審査を落ちた方の声を聞いてみる
まずは、楽天カードで審査落ちした方は、どのような状況だったのか、いくつかの例を調べてみました。
【楽天カードの審査を落ちた理由】
- 既に数枚、他のクレジットカードを作成していた
- 親の住宅ローンの保証人になっていた
- 収入が0の月もあるなど、不安定だった
- 他に所持しているクレジットカードで支払いが遅延することがあった
- 短期間にクレジットカードを複数作成した
- 過去にクレジットカードを一度も利用したいことがない
このように、審査に落ちる理由は色々あるようです。
もちろん審査落ちした本当の理由は、楽天カード側にしか分からないのですが、色々な面に気を配る必要があるようです。
ご承知の通り、必ず審査が通るクレジットカードはありませんが、ここからは楽天カードは審査が厳しいのかみていきましょう。
楽天カードの審査基準と審査落ちする理由とは?
実は楽天カードでは、公式サイトで審査基準を明らかにしていません。
では、楽天カードの審査落ちをしてしまう理由をみてみましょう。
これは楽天カードに限らず、クレジットカード全般で言えることかもしれません。
審査落ちの理由 | 概要 |
毎月安定した収入がない | 前述のように主婦やアルバイト、学生でも申し込みはできます。しかし、審査に通るかどうかは世帯状況によって異なります。少なくとも無職の場合は、夫婦や両親の所得を確認しにくいため、落ちる可能性もあります。 |
他のクレジットカードやローンなどで、「信用情報」に遅延記録が多い | 「信用情報」と呼ばれる情報を集めて管理・提供などをおこなっている「信用情報機関」では、楽天カード以外にも多くのクレジットカードやローン、携帯電話などの支払いに関する情報を取り扱っています。過去に支払いが遅延することが多かった場合には、落ちる可能性が高まります。 |
キャッシング枠で、「総量規制」を超える申し込みをした | 楽天カードには、買い物をするためのショッピング枠と、お金を借りるためのキャッシング枠の2種類があります。キャッシング枠をいくらにするかは、カード申込時に希望できますが、年収の3分の1以上を記載すると審査落ちする可能性が高まります。 |
30代以上で全くクレジットカードやローンなど利用せず「信用情報」に記載のないスーパーホワイト | 過去に長期延滞や債務整理、強制解約などの重大な金融トラブルを起こして、クレジットカードなどを長期間利用できなかいことから、“信用情報”のデータ保有期間が終了して白紙になった(信用情報に記録がない)状態を「ホワイト」と呼びます。これとは違う理由ですが、全くクレジットカードやローンを利用したいことがなく、“信用情報”に記録がない状態を「スーパーホワイト」と呼びます。いずれもクレジットカード会社からは見分けがつかないため、審査落ちする可能性があります。 |
直近で複数のクレジットカードの申し込みを行った | 「信用情報」には支払い記録だけでなく、クレジットカード、カードローンへの申込み記録も残ります。そのため、短期間でたくさんのクレジットカードを作成していると、「お金に困っているかも」「ポイント目当てで作成しているのかも」「自社のクレジットカードは使ってもらえないだろう」と思われ、審査に落ちる可能性が高まります。 |
情報が間違っている・在籍確認が取れない | 楽天カードを作成する際には、楽天カード会社から職場に連絡があり、在籍しているかの確認がなされます。その「在籍確認」が取れなかった場合や、情報が間違っている場合には、審査に落ちる可能性が高まります。 |
過去に楽天カードを作成している | 楽天カードは1人で2枚所持することはできません。2枚目を作成しようとすると、自動的に無効になります。 |
このような一般的なことに気を付ければ、楽天カードは通りやすいということです。
結論!楽天カードは比較的に作成がしやすいクレジットカード
では、楽天カードの審査は甘いか厳しいか?筆者の考えは。
【楽天カードの審査】
結論、「楽天カードの審査は比較的に甘い」と考えます。
もちろん、お買い物の支払いやキャッシングの返済能力があるのが条件です。
一般的に自身や家族がしっかり就労しており、カードやその他の支払いで返済期日を守って(信用情報に傷がついていない)おり、ポイント目当てで多くのクレジットカードを一度に作成するようなことがなければ、審査は通りやすいクレジットカードだと考えます。
仮に審査が落ちた場合には、半年空けて(その間に落ちた原因をスッキリさせる)から再度申し込むと通る可能性があるようです。
比較的に審査が甘いといっても、多くの会員が返済できなかったら、楽天経済圏は崩壊してしまいますから、しっかりした審査基準を設けているのは言うまでもありません。
クレジットカード「楽天カード」の情報とメリット(楽天経済圏で絶対お得!)
では、楽天カードって?どんなメリットがあるの?という方に、楽天カードがなぜ楽天経済圏でお得と言われるかを紹介します。
「楽天カード」の基本情報
まずは楽天カードの基本情報を見ていきましょう。
楽天カードの基本情報 | |
年会費 | 無料(初年度、2年目以降とも) |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレス |
発行スピード | 7営業日程度 |
ポイント還元率 | 1~5% |
マイレージ還元率 | 0.5% |
ETC年会費 | 500円 |
その他 |
|
公式サイト | 楽天カードの公式サイト |
なんといっても年会費が永年無料なのが強いですね。
楽天経済圏ってそもそも何なの?
日本一の楽天グループが誇る「楽天経済圏」。
楽天には楽天市場、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天証券、楽天でんき、楽天モバイル、楽天beautyなど、多くのサービスがあります。全てのサービスで獲得・利用できるポイントサービスが、有名な「楽天ポイント」ですね。
楽天のサービス以外にも、楽天ポイントを利用できる「提携サービス」が多くありますが、それら楽天関連のサービスと提携サービスとを含めて、「楽天経済圏」と呼びます。
皆さんも知らず知らずのうちに楽天経済圏のサービスを使っていて、いつの間にか楽天経済圏のサービスだけで十分生活が成り立つようになっているかもしれません。
この楽天経済圏でポイントを貯めやすいようになっているのが、今回紹介している「楽天カード」。使うほどお得さが増していきますので、楽天経済圏を活用する方は、是非持っていたいクレジットカードです。
ちなみに下が筆者がおすすめする、楽天市場でお買い物する際の基本ルールです。
【楽天市場でお買い物する際の基本ルール】
- 楽天市場は毎月開催する定期セール開催時しか利用しない(他のセールは利用しない)
- 楽天カードを利用して“0と5のつく日(ポイント5倍)”にしか買い物しない
- 楽天カードの支払いは楽天銀行で決まり(ポイント+1倍)…こちらの記事参照
- ふるさと納税は楽天市場の定例セールで買い回り…こちらの記事参照
- ショップ買い回りをフル活用する(毎月“買いたいリスト”を作る)
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)を意識的に活用する…こちらの記事参照
- エントリーできるキャンペーンは利用の可否に関わらずエントリーする
- ポイントアップ(最大20倍)商品を狙ってお買い物する
- 楽天市場でお買い物する際には、「ポイントタウン」経由でポイント+1倍(+会員ランク分)…こちらの記事参照
楽天経済圏では、楽天カードが絶対的にお得なのは訳がある!
では、その楽天経済圏で、楽天カードがお得なのかを確認します。
- 1ポイント1円分として楽天で利用可能
- カード使用額を楽天ポイントで支払いができる
- 貯めたポイントを電子マネー「楽天Edy」に交換できる
- SPUで楽天カードを利用した楽天市場でのお買い物でポイント3倍!(0と5のつく日はポイント5倍!)
- ポイント残高と明細の確認が簡単
このようなメリットがあります。
この破壊力は素晴らしいですよね。ポイント45倍といってもピンときませんが、44%オフというとそのすごさが分かると思います。
この中で楽天カードのメリットがいくつかありますが、圧倒的にお得なのが「楽天市場で0と5のつく日にお買い物してポイント5倍(エントリー必要)」です。
他のクレジットカードではこんなにお得なわけにはいきません。
楽天市場のセール攻略法や楽天カードの詳細・メリットを知りたい方は、以下の記事を参照ください。
楽天経済圏・楽天市場を利用する方は、楽天カードを所持しましょう。クレジットカードは複数持って、使いこなすのもアリだと思います。
「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の違い
前述の特徴は楽天カードのものですが、他に「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天PINKカード」があります。
その中の「楽天PINKカード」以外のものを比較してみます。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスの4種 | Mastercard、JCB、Visaの3種 | VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスの4種 |
年会費 | ・本会員 無料 ・家族会員 無料 |
・本会員2,200円(税込み) ・家族会員550円(税別)/人 |
11,000円(税込み) |
ポイント還元率 | ・通常(楽天以外)1.0% ・楽天市場利用時3.0% ・楽天トラベル利用時2.0% |
・通常(楽天以外)1.0% ・楽天市場利用時3.0% ・楽天トラベル利用時2.0% |
・通常(楽天以外)1.0% ・楽天市場利用時5.0% ・楽天トラベル利用時2.0% ・選べるサービス「楽天市場コース」、お誕生月サービスと併用すると、ポイント+1% |
ETC年会費 | 年間550円(税込み) | 無料 | 無料 |
空港ラウンジ | なし | ・国内空港ラウンジが年間2回無料 ※毎年9月1日から翌年8月31日を1年間のうち2回 |
・国内ラウンジ無料 ・世界143カ国500以上の都市や地域で、1,200カ所以上 ※プレステージ会員同等のサービス |
紙利用明細手数料 | 郵送してもらうには84円(税込み) | 無料 | 無料 |
特典 | なし | なし | ・楽天プレミアム通常年会費3,900円(税込)が1年間無料 ・楽天市場の 送料分相当をポイントで還元 |
その他 | 海外レンタカー割引 モバイルwi-fi割引 手荷物宅配優待サービス 楽天カード会員様 専用ラウンジ(ハワイ) |
海外レンタカー割引 モバイルwi-fi割引 楽天カード会員様専用のラウンジ無料 海外での緊急再発行カード無料 他 |
海外レンタカー割引 モバイルwi-fi割引 楽天カード会員様専用のラウンジ無料 海外での緊急再発行カード無料 他 |
さすがに、プレミアムカードになると、多くのメリットがありますね。
国内や海外旅行(出張)を多くする方には、プレミアムカードがお得ですが、そうでないならば楽天カードで十分。
楽天ゴールドカードは改悪によって、メリットが少ないカードとなっています。
【カード作成はポイントサイト経由で】楽天ポイント+ポイントサイト側のポイントが獲得できる
では楽天カードはどのように作成するとお得か?
楽天カードを作成すると、以下のポイントがもらえます。
【楽天カード作成で獲得できるポイント】
- 楽天ポイント:5,000~10,000ポイント
- ポイントサイト:2,000~10,000円分
合計7,000~20,000円分のポイント
中でも、ポイントサイト・ハピタス経由での作成がお得です。
ハピタスは当ブログで一番オススメのポイントサイトです。
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まとめ~結論:楽天カードは審査が比較的甘め~
今回は、楽天カードの作成において、審査の厳しさと審査基準を見ていきました。
今や日本一のクレジットカードになった「楽天カード」。楽天経済圏において、多くのポイント稼ぐことができ、マストアイテムとなっています。会員数2,000万という状況からも審査は優しいのでは?という見方で調べてみました。
流通系カードであり、高校生以外なら主婦や学生でも18歳以上が作成できるという特徴からも、その審査は“比較的に甘め”と考えます。
それでも収入を安定させ、様々なローンで返済期日を守って、一度にクレジットカードを大量作成しないなどの注意事項を守って、楽天カードを作成しましょう。
楽天カードがあれば、実店舗でのお支払いもポイントが貯まり、楽天市場では“0と5のつく日”でポイント5倍と大きな特典があります。