「楽天カード」の審査は甘い?厳しい?作成の注意点とは?

楽天カード会員数が2,000万人を突破して、名実ともに日本一のクレジットカードとなっています。

楽天ゴールドカードも改悪されて(2021年4月)、楽天カードに会員を集約するような動きも見えています。

では、楽天カードは誰でも審査が通るのでしょうか?誰でも審査を通しているから、2,000万人もの会員数になったのでは?という疑問について確認していきましょう。

ではお時間の許す限り最後までご覧ください。

 

【この記事を特に読んでいただきたい方】

  • 楽天カードを作成しようとする方、作成に関心がある方
  • 楽天市場をよりお得に利用したい方
  • 楽天カードの審査について知りたい方

 

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楽天カードの審査は厳しいのか、審査基準も合わせて確認

では、楽天カードの審査について調べていきましょう。

 

楽天カードは比較的作成しやすい“流通系カード”に分類される

クレジットカードの種類毎の作成難易度

クレジットカードを分類すると、上の図のように消費者金融系、流通系、信販系、交通系、銀行系に分けられます。それぞれどのような特徴があるかを比較しましょう。

あくまでも傾向と一般的な考え方です。

分類 代表例 特徴 審査
銀行系
  • 流通系や交通系のクレジットカードに比べるとポイントの還元率は低めな傾向
  • ゴールドカードやプラチナカードは、特典が充実
  • ATMの利用手数料無料などの特典
厳しめ
交通系
  • ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
  • ビッグカメラSuicaカード
  • ビュー・スイカカード
  • オートチャージ機能で便利
  • 国内外の旅行傷害保険が付帯していることも多く、旅行で安心
  • マイルが貯まりやすい
厳しめ
信販系
  • JCBカード
  • ライフカード
  • REXカード
  • オリコカード
  • アメックスカード
  • ランクにカードグレード、付帯サービスなど、自分自身の目的に近い1枚を選びやすい
  • 付帯する特典内容の充実度が高い
普通
流通系
  • 割引やポイント還元といったサービスが多い
  • いつものスーパーやネットショッピング利用でお得
甘め
消費者金融系
  • アコムACマスターカード
  • ライフカード
  • カード発行スピードが早い
  • キャッシングが利用しやすい
  • キャッシング枠の上限が高めに設定
甘め

このように5つに分類すると、楽天カードのような流通系カードは比較的に審査が甘めな特徴があります。

 

 

楽天カードの審査対象は「収入があるか同居している家族に収入があること」

楽天カードの公式ホームページに載っている、対象者は以下の通りです。

【楽天カードの審査対象】

  • 18歳以上の方(高校生の方は除く)であればどなたでも申し込み可
  • 18歳以上の方であれば、主婦・パート・アルバイトの方でも申し込み可

このように、高校生以外で18歳以上であれば楽天カードの審査対象になります。

しかし、収入がない場合は審査対象にはなっても、審査が通らないことが予想されます。

この“収入がない”というのは、自身の収入だけでなく家族の収入も含まれますので、夫婦どちらか、両親に収入があれば“収入がある”とみなされます。

ですので、主婦(夫に収入あり)、アルバイト、パート、学生(親に収入あり)、年金受給者でも資格があります。

※未成年の場合、審査過程において親権者にカード発行に対する同意確認のため、お電話があります。

このように、主婦や学生の方でも申請できるのは銀行系では(一部を除いて)ありませんので、楽天カードは審査が厳しくないと言えるかもしれません。

 

 

楽天カードの審査を落ちた方の声を聞いてみる

まずは、楽天カードで審査落ちした方は、どのような状況だったのか、いくつかの例を調べてみました。

【楽天カードの審査を落ちた理由】

  • 既に数枚、他のクレジットカードを作成していた
  • 親の住宅ローンの保証人になっていた
  • 収入が0の月もあるなど、不安定だった
  • 他に所持しているクレジットカードで支払いが遅延することがあった
  • 短期間にクレジットカードを複数作成した
  • 過去にクレジットカードを一度も利用したいことがない

このように、審査に落ちる理由は色々あるようです。

もちろん審査落ちした本当の理由は、楽天カード側にしか分からないのですが、色々な面に気を配る必要があるようです。

ご承知の通り、必ず審査が通るクレジットカードはありませんが、ここからは楽天カードは審査が厳しいのかみていきましょう。

 

 

楽天カードの審査基準と審査落ちする理由とは?

実は楽天カードでは、公式サイトで審査基準を明らかにしていません

では、楽天カードの審査落ちをしてしまう理由をみてみましょう。

これは楽天カードに限らず、クレジットカード全般で言えることかもしれません。

審査落ちの理由 概要
毎月安定した収入がない 前述のように主婦やアルバイト、学生でも申し込みはできます。しかし、審査に通るかどうかは世帯状況によって異なります。少なくとも無職の場合は、夫婦や両親の所得を確認しにくいため、落ちる可能性もあります。
他のクレジットカードやローンなどで、「信用情報」に遅延記録が多い 信用情報」と呼ばれる情報を集めて管理・提供などをおこなっている「信用情報機関」では、楽天カード以外にも多くのクレジットカードやローン、携帯電話などの支払いに関する情報を取り扱っています。過去に支払いが遅延することが多かった場合には、落ちる可能性が高まります。
キャッシング枠で、「総量規制」を超える申し込みをした 楽天カードには、買い物をするためのショッピング枠と、お金を借りるためのキャッシング枠の2種類があります。キャッシング枠をいくらにするかは、カード申込時に希望できますが、年収の3分の1以上を記載すると審査落ちする可能性が高まります。
30代以上で全くクレジットカードやローンなど利用せず「信用情報」に記載のないスーパーホワイト 過去に長期延滞や債務整理、強制解約などの重大な金融トラブルを起こして、クレジットカードなどを長期間利用できなかいことから、“信用情報”のデータ保有期間が終了して白紙になった(信用情報に記録がない)状態を「ホワイト」と呼びます。これとは違う理由ですが、全くクレジットカードやローンを利用したいことがなく、“信用情報”に記録がない状態を「スーパーホワイト」と呼びます。いずれもクレジットカード会社からは見分けがつかないため、審査落ちする可能性があります。
直近で複数のクレジットカードの申し込みを行った 「信用情報」には支払い記録だけでなく、クレジットカード、カードローンへの申込み記録も残ります。そのため、短期間でたくさんのクレジットカードを作成していると、「お金に困っているかも」「ポイント目当てで作成しているのかも」「自社のクレジットカードは使ってもらえないだろう」と思われ、審査に落ちる可能性が高まります。
情報が間違っている・在籍確認が取れない 楽天カードを作成する際には、楽天カード会社から職場に連絡があり、在籍しているかの確認がなされます。その「在籍確認」が取れなかった場合や、情報が間違っている場合には、審査に落ちる可能性が高まります。
過去に楽天カードを作成している 楽天カードは1人で2枚所持することはできません。2枚目を作成しようとすると、自動的に無効になります。

このような一般的なことに気を付ければ、楽天カードは通りやすいということです。

 

 

結論!楽天カードは比較的に作成がしやすいクレジットカード

では、楽天カードの審査は甘いか厳しいか?筆者の考えは。

【楽天カードの審査】

結論、「楽天カードの審査は比較的に甘い」と考えます。

もちろん、お買い物の支払いやキャッシングの返済能力があるのが条件です。

一般的に自身や家族がしっかり就労しており、カードやその他の支払いで返済期日を守って(信用情報に傷がついていない)おり、ポイント目当てで多くのクレジットカードを一度に作成するようなことがなければ、審査は通りやすいクレジットカードだと考えます。

仮に審査が落ちた場合には、半年空けて(その間に落ちた原因をスッキリさせる)から再度申し込むと通る可能性があるようです。

比較的に審査が甘いといっても、多くの会員が返済できなかったら、楽天経済圏は崩壊してしまいますから、しっかりした審査基準を設けているのは言うまでもありません。

 

その他の楽天カードの特徴とお得な作成方法はこちら

 

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クレジットカード「楽天カード」の情報とメリット(楽天経済圏で絶対お得!)

では、楽天カードって?どんなメリットがあるの?という方に、楽天カードがなぜ楽天経済圏でお得と言われるかを紹介します。

 

「楽天カード」の基本情報

まずは楽天カードの基本情報を見ていきましょう。

楽天カードの基本情報
年会費 無料(初年度、2年目以降とも)
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレス
発行スピード 7営業日程度
ポイント還元率 1~5%
マイレージ還元率 0.5%
ETC年会費 500円
その他
  • 年会費永年無料
  • ポイントがザクザク貯まる(楽天市場でポイントが常時3倍、0と5のつく日はポイント5倍)
  • 2017年4月9月期の取扱高が約3兆円で移行日本1のクレジットカードに
  • 2019年10月~9か月間、「キャッシュレス・消費者還元事業」に参画
公式サイト 楽天カードの公式サイト

なんといっても年会費が永年無料なのが強いですね。

 

 

楽天経済圏ってそもそも何なの?

楽天カードの審査 共通ポイント(楽天ポイント)

ポイント 楽天ポイント
経済圏 楽天経済圏
通信 スマホ・携帯 楽天モバイル
インターネット・電話 楽天ひかり
金融 クレジットカード 楽天カード
Pay払い・QRコード 楽天ペイ
銀行 楽天銀行
保険・証券
暮らし ショッピング 楽天市場
電気・ガス 楽天エナジー(楽天でんき、楽天ガス)
グルメ ぐるなび
旅行 楽天トラベル

楽天ブックスは「楽天経済圏」のショッピングサイトです。

楽天経済圏は、他の経済圏よりも一足先に、ユーザーの囲い込みを意識して運営されてきました。

 

【詳細記事】楽天経済圏の利用について解説した記事はこちら

 

楽天は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というポイントプログラムを提供しており、サービスの利用によってポイント還元率が最大17倍(時期によって変動)になります。

他のポイント経済圏と比較しても、還元率が高く、ポイントを効率的に貯められます。

たとえば、楽天モバイルを契約すると最大+3倍、楽天銀行の口座を開設すると最大+1倍、楽天カードの発行で+2倍など、比較的手軽に還元率を高められます。

ほかにも、楽天ブックスや楽天トラベル、Rakuten Fashionアプリなどのサービスもスーパーポイントアッププログラムの対象です。

 

共通ポイント・経済圏の内容と利用方法ついて詳しく解説した記事です

 

この楽天経済圏でポイントを貯めやすいようになっているのが、今回紹介している「楽天カード」。使うほどお得さが増していきますので、楽天経済圏を活用する方は、是非持っていたいクレジットカードです。

ちなみに下が筆者がおすすめする、楽天市場でお買い物する際の基本ルールです。

【楽天市場でお買い物する際の基本ルール】

  • 楽天市場は毎月開催する定期セール開催時しか利用しない(他のセールは利用しない)
  • 楽天カードを利用して“0と5のつく日(ポイント5倍)”にしか買い物しない
  • 楽天カードの支払いは楽天銀行で決まり(ポイント+1倍)
  • ふるさと納税は楽天市場の定例セールで買い回り…こちらの記事参照
  • ショップ買い回りをフル活用する(毎月“買いたいリスト”を作る)
  • SPU(スーパーポイントアッププログラム)を意識的に活用する…こちらの記事参照
  • エントリーできるキャンペーンは利用の可否に関わらずエントリーする
  • ポイントアップ(最大20倍)商品を狙ってお買い物する
  • 楽天市場でお買い物する際には、「ポイントタウン」経由でポイント+1倍(+会員ランク分)こちらの記事参照

 

 

楽天経済圏では、楽天カードが絶対的にお得なのは訳がある!

では、その楽天経済圏で、楽天カードがお得なのかを確認します。

楽天カードのメリットとは?
  • 1ポイント1円分として楽天で利用可能
  • カード使用額を楽天ポイントで支払いができる
  • 貯めたポイントを電子マネー「楽天Edy」に交換できる
  • SPUで楽天カードを利用した楽天市場でのお買い物でポイント3倍!(0と5のつく日はポイント5倍!
  • ポイント残高と明細の確認が簡単

このようなメリットがあります。

この破壊力は素晴らしいですよね。ポイント45倍といってもピンときませんが、44%オフというとそのすごさが分かると思います。

この中で楽天カードのメリットがいくつかありますが、圧倒的にお得なのが「楽天市場で0と5のつく日にお買い物してポイント5倍(エントリー必要)」です。

他のクレジットカードではこんなにお得なわけにはいきません。

楽天市場のセール攻略法や楽天カードの詳細・メリットを知りたい方は、以下の記事を参照ください。

 

楽天市場でのお買い物のコツをまとめました

楽天経済圏・楽天市場を利用する方は、楽天カードを所持しましょう。クレジットカードは複数持って、使いこなすのもアリだと思います。

 

 

「楽天カード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の違い

前述の特徴は楽天カードのものですが、他に「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天PINKカード」があります。

その中の「楽天PINKカード」以外のものを比較してみます。

楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスの4種 Mastercard、JCB、Visaの3種 VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスの4種
年会費 ・本会員 無料
・家族会員 無料
・本会員2,200円(税込み)
・家族会員550円(税別)/人
11,000円(税込み)
ポイント還元率 ・通常(楽天以外)1.0%
・楽天市場利用時3.0%
・楽天トラベル利用時2.0%
・通常(楽天以外)1.0%
・楽天市場利用時3.0%
・楽天トラベル利用時2.0%
・通常(楽天以外)1.0%
・楽天市場利用時5.0%
・楽天トラベル利用時2.0%
・選べるサービス「楽天市場コース」、お誕生月サービスと併用すると、ポイント+1%
ETC年会費 年間550円(税込み) 無料 無料
空港ラウンジ なし ・国内空港ラウンジが年間2回無料
※毎年9月1日から翌年8月31日を1年間のうち2回
・国内ラウンジ無料
・世界143カ国500以上の都市や地域で、1,200カ所以上
※プレステージ会員同等のサービス
紙利用明細手数料 郵送してもらうには84円(税込み) 無料 無料
特典 なし なし ・楽天プレミアム通常年会費3,900円(税込)が1年間無料
・楽天市場の 送料分相当をポイントで還元
その他 海外レンタカー割引
モバイルwi-fi割引
手荷物宅配優待サービス
楽天カード会員様
専用ラウンジ(ハワイ)
海外レンタカー割引
モバイルwi-fi割引
楽天カード会員様専用のラウンジ無料
海外での緊急再発行カード無料 他
海外レンタカー割引
モバイルwi-fi割引
楽天カード会員様専用のラウンジ無料
海外での緊急再発行カード無料 他

さすがに、プレミアムカードになると、多くのメリットがありますね。

国内や海外旅行(出張)を多くする方には、プレミアムカードがお得ですが、そうでないならば楽天カードで十分。

楽天ゴールドカードは改悪によって、メリットが少ないカードとなっています。

 

楽天ゴールドカードは所持してもメリットが少ない。その理由を解説

 

 

【カード作成はポイントサイト経由で】楽天ポイント+ポイントサイト側のポイントが獲得できる

では楽天カードはどのように作成するとお得か?

楽天カードを作成すると、以下のポイントがもらえます。

【楽天カード作成で獲得できるポイント】

  1. 楽天ポイント:5,000~10,000ポイント 
  2. ポイントサイト:2,000~10,000円分

合計7,000~20,000円分のポイント

 

ポイントサイトについて深く詳しく解説した記事

中でも、ポイントサイト・ハピタス経由での作成がお得です。

ハピタスは当ブログで一番オススメのポイントサイトです。

他ポイントサイトによくある、ゲームやアンケートなどの広告を極限までなくして、お買い物などの広告に特化することで、還元率を最大にしたいわゆる「ポイ活特化版サイト」と呼べるのがハピタスです。

13歳以上で利用でき、お買い物、クレジットカード作成、旅行予約、ふるさと納税など、どの広告も業界№1の還元率の高さ!

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ハピタスの特長をまとめるとこのようになります。

【基本サービス】

【ポイ活への活用】

 

ハピタスの魅力をほぼ網羅した記事です

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まとめ~結論:楽天カードは審査が比較的甘め~

今回は、楽天カードの作成において、審査の厳しさと審査基準を見ていきました。

今や日本一のクレジットカードになった「楽天カード」。楽天経済圏において、多くのポイント稼ぐことができ、マストアイテムとなっています。会員数2,000万という状況からも審査は優しいのでは?という見方で調べてみました。

流通系カードであり、高校生以外なら主婦や学生でも18歳以上が作成できるという特徴からも、その審査は“比較的に甘め”と考えます。

それでも収入を安定させ、様々なローンで返済期日を守って、一度にクレジットカードを大量作成しないなどの注意事項を守って、楽天カードを作成しましょう。

楽天カードがあれば、実店舗でのお支払いもポイントが貯まり、楽天市場では“0と5のつく日”でポイント5倍と大きな特典があります。